vol5 飲む漢方目薬

飲む漢方目薬

かねみつまさのりの漢方的生活  先日、旧友に会ってカフェに入りました。メニューを選んでいると、彼はメニューを遠ざけるように見ているので、「おいおい老眼か?」と言ってひとしきり老眼の話で盛り上がりました。近眼の私は普段眼鏡をかけていますが、最近本や新聞を読むときに眼鏡をはずしていることに気がつき、私もそろそろ老眼が始まったかと軽いショックを受けました。夜間の運転なども視力が落ちたなあと思うことが多くなってきました。

 また長時間パソコンに向かっていると目がかすんだり、ドライアイになったりすることもあります。パソコンなどで長時間作業を行うことによる眼精疲労、全身倦怠感、心身症などをVDT症候群と言われています。(VDTとはVisual Display Terminalでパソコンなどのモニターのことです。) 症状は疲れ目、かすみ目、目の奥の痛み、ドライアイ、肩こり、頭痛、イライラ、不安感、自律神経失調など。

 中華料理などで見かけるクコの実は滋養強壮、貧血の改善、目の滋養になります。また菊花は目の炎症を抑え、潤いを与えて目の疲れや充血にいいとされています。これらを配合した漢方薬に杞菊地黄丸があります。老眼をかけ始めたかたなどはしばらく服用すると老眼鏡がいらなくなるケースもよくあります、白内障などもひどくなければある程度視力が回復した例もあります。私もしばらく服用していたら視力の調節力が回復したのか、近くを見る時はずしていた眼鏡をはずさずに見えるようになりました。

 視力の衰えを感じた中高年や目を酷使している若者にも是非試していただきたい杞菊地黄丸です。また、目の症状以外にものぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみなどにも効能・効果がある不思議な漢方薬です。くわしくは漢方専門店でご相談ください。

H22年5月28日付

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