vol13 内臓の不調は皮膚に出る!

内臓の不調は皮膚に出る!

 「皮膚は内臓の鏡」と言葉があるように、漢方では五臓六腑の状態が顔色やお肌に表れると考えています。一般の方でも家族や知人の顔色で元気の有無などがなんとなくわかりますよね。これと同じように漢方でも肌荒れ・にきび・吹き出物・湿疹・シミ・目のクマ・赤ら顔・ヘルペスなど、皮膚に表れる症状や部位などから五臓六腑と気・血・津液の状態を推測します。

かねみつまさのりの漢方的生活 五臓とは「肝・心・脾・肺・腎」で現代医学の解剖学的なとらえかたではなく、機能を反映した生理学的な概念です。この五臓の働きに重要な関わりを持つ基本物質を「気・血・津液(しんえき・水の意)」といいます。

 「気」は体のエネルギー・抵抗力・免疫力・新陳代謝に関ります。「血」は全身に栄養分を巡らせ滋養します。「津液」は体内に存在する生理的な水液で、体を潤し熱を冷ます働きがあります。ご参考までに五臓と関係のある皮膚症状についてあげてみます。

 ■肝(自律神経系)・・・シミ、まぶたのけいれん、目の疲れ、こめかみ辺りにニキビができやすい
 ■心(循環器系)・・・顔色が赤い、くすみ、唇が紫っぽい、口内炎ができやすい
 ■脾(消化器系)・・・黄色ニキビ、肌のたるみ、オイリー肌、頬・フェースライン二キビ
 ■肺(呼吸器系)・・・白二キビ、シワ、肌に艶が無い、乾燥肌、敏感肌、額や眉間に二キビ
 ■腎(泌尿・内分泌系)・・・芯のある二キビ、目の下のクマ、浅黒い、たるみがち、抜け毛

 このように皮膚症状と五臓は密接な関係があり、漢方では五臓の働きや気血津液の状態を改善することにより、それらの症状・疾患を治療していきます。毎日の健康管理として一日一回鏡の前で皮膚の状態をチェックされてみてはいかがでしょうか?

H23年01月28日付

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