vol14 乾燥肌とかゆみに漢方スキンケア

乾燥肌とかゆみに漢方スキンケア

 一般に肌の水分量は加齢とともに減ってきますので、お年寄りの乾燥肌はよくみられます。赤ちゃんのしっとりしたもち肌は女性の憧れといわれてますが、最近では老若男女を問わず乾燥肌は意外に多いようです。私もかなりの乾燥肌でエアコンの乾燥した空気がとても辛く、乾燥が進むと突然痒みが発症し、かき出すとなかなか痒みが止まらなくなります。

かねみつまさのりの漢方的生活 私の場合、スポーツクラブに通うようになり毎回ボディーソープでごしごし洗い、スキンケアもせずにいたら肌の乾燥がひどくなり、秋から冬にかけて痒みが始まりました。最初はそれほどでもなかったのですが、年々痒みが強くなり、気がついたら血が出るまで掻きむしっていました。

 乾燥肌の原因の多くは、入浴やシャワーによる皮脂の洗い流しすぎです。皮脂には肌を保護する働きがあり、健康な皮膚は皮脂膜と角質層などで構成される表皮が外界からの刺激物(細菌、花粉、ホコリなど)をガードするバリア機能の働きがしっかりして、水分も保たれ肌に潤いがあります。ところが、皮脂膜が薄くなり、角質層が荒れてしまうと、表皮の隙間から刺激物が侵入してくるため、痒みや湿疹などに肌が敏感になります。掻き始めると、表皮は益々荒れて、刺激物がさらに侵入したり、水分が蒸発していきます。

 これらを防ぐためにもスキンケアは大切です。私は生薬配合の保湿剤を使うようになってから痒みが改善しました。成分の一つに紫根という生薬が配合されており、この紫根は紫雲膏という傷薬の軟膏の主成分でもあり、やけどなどがきれに治ることで有名です。市販されている外用薬・化粧品・スキンケア商品には漢方の天然由来成分がたくさん使われています。乾燥肌がひどくなる前に、こういった体に優しいもので乾燥肌を改善してみてはいかがでしょうか。

H23年02月25日付

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