vol17 お肌と腸内環境の密接な関係

お肌と腸内環境の密接な関係

 腸内環境というと、乳酸菌に代表される善玉菌が多いと良いとされております。そのためヨーグルトなどを健康習慣にされている方も多いのではないでしょうか。

かねみつまさのりの漢方的生活 「病気にならない生き方」の著者としても有名な新谷弘美先生は著書で「人相」になぞらえて「腸相」がきれいな人は健康的で、腸相がよくない人は何かしらの問題があることが多いと書かれています。

 漢方では舌診(ぜっしん)と言って、舌の色調、形、苔などから体の状態を判断するのに役立ててきました。「皮膚は内臓の鏡」という言葉があるように、肌の状態は胃腸などの内臓の健康度合いと密接な関係があると考えます。また、漢方では皮膚と関係がある五臓六腑の「肺」と「大腸」は表裏関係にあると数千年前から伝えられており、昔と今日でも同じようなことが考えられているのは、とても興味深いことですね。

 健康な人の腸内には300種類以上、100兆個以上の腸内細菌がバランスよく住み着いているそうです。その様をお花畑にたとえて腸内フローラと呼ばれています。この腸内フローラのバランスが悪かったりすると、便秘・下痢・免疫力の低下や異常・自律神経の機能低下などがおきやすくなります。

 善玉菌を増やすには食物繊維や菌自体が善玉菌の餌にもなるので発酵食品をしっかりとることが大切です。日本には味噌・しょうゆ・漬物・納豆・鰹節などたくさんの発酵食品があります。こういったものをしっかりとり、保存料や防腐剤などの食品添加物の摂り過ぎは腸内細菌の抑制にもなるので控えたほうがよいでしょう。

 アトピー性皮膚炎など難治性の皮膚病は体質と腸内環境も同時に改善することで、再発しない強くて綺麗な肌につながります。

H23年05月27日付

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