vol18 皮膚病は食養生が大切!

皮膚病は食養生が大切!

 お肌や皮膚病についてこれまでお話ししてきました。ところでなぜアトピーなどの難治性の皮膚疾患がこれほど増えたのでしょうか?特に昔はアトピーのようなアレルギー性疾患は少なかったのに戦後を境に急激に増え続けています。先進国でこれらの病気が多く見られることも特徴的です。

かねみつまさのりの漢方的生活 以前東京で漢方相談をしていた頃に、大学生や新社会人として一人暮らしを始めた若者が1、2年でアトピーを発症し相談にこられるケースが多く見られました。ある女子大生が相談にこられ、一年前からアトピーになり皮膚科に通ったが良くならないと言います。二年前に上京して一人暮らしを始めたと聞いて、ピンと来たので、まず食生活を伺いました。

 実家にいた時はほとんど外食することなく家で手作りの食事を食べていました。一人暮らしになってからは作るのが面倒ということと、甘い物が好きなので食事はスナック、クッキー、チョコレート、菓子パン、ヨーグルト、果物などほとんどがお菓子のような物ばかりでした。

 この方は極端にしてもアトピーやアレルギー性疾患の相談で感じるのは砂糖や油まみれの物を口にしているケースが目立ったり、ごはん・味噌汁・漬物など和食の基本食があまりに少なすぎることです。おすすめのお食事はご飯とお味噌汁をしっかり食べることです。特にお味噌汁は具沢山にすれば温野菜たっぷりのおかずにもなるので、あれこれ副食を用意しなくてもお味噌汁だけは欠かさないようにおすすめしています。

 さきほどの女子大生はご飯をしっかり食べるようになったら、漢方薬と食事の相乗効果で体質改善が進んで皮膚も良くなりました。昔から医食同源や薬食同源という言葉通り、食事がおろそかでは治る病気も良くならないと痛感しております。

H23年06月24日付

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