漢方お悩み相談室 其の二 花粉症②

漢方お悩み相談室 其の二 花粉症②

H22年4月号

Question・・・花粉症でとても辛いです。漢方は飲み続けて免疫を高めなければいけないと聞きますが、今からでも間に合いますか?

Answer・・・漢方薬には1~2回で効果が出る即効性のものもあります。また、症状が急性のものほど早い効果が望めるようです。花粉症の人には「風寒」「風熱」の2タイプの人がいるので見分けてから服用するとよいでしょう。

 

[風寒タイプ]
 透明な水っぽい鼻水がダラダラと出る。冷えが原因なので、身体を温める。身体を冷やす生もの・ウリ・ナシ・バナナなどの食べ物は避けた方が良い。

小青竜湯(しょうせいりゅうとう) [第2類医薬品]

■小青竜湯(しょうせいりゅうとう) [第2類医薬品]

 水分バランスを調整する。発汗作用があり、冷えを緩和し痰や咳を鎮める。血行を良くして気道の狭塞をとり、せき、痰(たん)、喘(ぜん)鳴などを改善する。

■麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)

 温表利水の作用があり、アレルギー性鼻炎や寒冷じんましんにも効果的。

 

 

[風熱タイプ]
 鼻水が黄色っぽく粘る。のどの痛み・鼻づまり・目の充血かゆみがある。炎症性のものなので清熱解毒薬を用いる。体を温めるショウガ・ニラ・トウガラシなどの食べ物は避けた方が良い。

天津感冒片(てんしんかんぼうへん) [第2類医薬品]

■天津感冒片(てんしんかんぼうへん) [第2類医薬品]

 熱性ののどの痛み・口やのどの渇き・せき・頭痛などに効果的。

■鼻淵丸(びえんがん) [第2類医薬品]

 蓄膿症・鼻づまり・鼻炎に効果的

 

 

 これらは、1日分300円~400円で気軽に試せる漢方薬です。目のかゆみ・充血を緩和し、清熱・解毒の役割もある「香菊花」(しゃんぎくか)というハーブティーもおすすめです。


(執)平奄堂さいとう薬局

TOPPAGE  TOP 
RSS2.0