漢方お悩み相談室 其の三 不妊症①

漢方お悩み相談室  其の三 不妊症①

H22年5月号

Question・・・不妊で悩んでいます。漢方の「周期調整法」は自然妊娠に効果的と聞いたのですが、どのような調整法なのですか?

Answer・・・月経のリズムに合わせて漢方薬を飲み分ける事を「周期調節」といいます。これは中国医学の理論をベースに西洋医学の生理周期や基礎体温の概念を結合させた月経調整法で、漢方薬によって月経や精神状態と女性ホルモンに深いかかわりがある「気」と「血」の機能やめぐりを正常に戻し、生殖能力を高める方法です。女性の諸症状の悩みに効果的な「婦宝当帰膠」で体のベースを作りながら「杞菊地黄丸」や「参茸補血丸」を周期によって飲み分けるのがおすすめです。

 

婦宝当帰膠(ふほうとうきこう) [第2類医薬品]

■婦宝当帰膠(ふほうとうきこう) [第2類医薬品]

 主成分・当帰は昔から中国で「女性の宝」といわれ、血の巡りを良くし体を温め体力をつけるなど、女性の悩みに効果的。果実に似た味で飲みやすく続けやすい。

 

 

 

【卵胞期(低温期)】

杞菊地黄丸(こぎくじおうがん) [第2類医薬品]

■杞菊地黄丸(こぎくじおうがん) [第2類医薬品]

 中国医学で腎臓・副腎・ホルモン系・免疫系を指す「腎」を補う。「腎」は生殖をつかさどるという。

 

【黄体期(高温期)】

参茸補血丸(さんじょうほけつがん) [第2類医薬品]

■参茸補血丸(さんじょうほけつがん) [第2類医薬品]

 気や血を補ってそのめぐりを整える。

 

 

 不妊は女性の体力低下も原因のひとつ。また、パートナーの協力も不可欠です。リラックスを心がけ、悪い生活習慣は早めに改めて解決を目指しましょう。漢方薬は飲むタイミングがとても重要ですから、必ず漢方薬局でご相談ください。


(執)高崎漢方薬局 小山内暎代先生

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