漢方お悩み相談室 其の十 糖尿

漢方お悩み相談室 其の十 糖尿

H22年12月号

Question・・・糖尿病の初期症状と診断されました。いい漢方薬やアドバイスはありますか?

Answer・・・糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンの分泌不足でおこりますが、総じて上半身に比べて下半身のバランスの細い人がなりやすいようです。人間の体温の40%以上は筋肉細胞の中で糖分が燃焼されて生産されます。筋肉の70%以上は下半身に存在するため、下半身の筋肉量が減ると血液中の糖分の筋肉内での利用・燃焼も減り、血液中に燃え残った糖がたくさん残存する「高血糖」となります。これが糖尿病の状態です。

イスクラ麦味参顆粒(いすくらばくみさんかりゅう) [第3類医薬品] このような下半身の筋肉の減少を漢方では「腎虚」ととらえています。「腎」は西洋医学でいう腎臓であり、東洋医学では副腎・泌尿器・生殖器も含め「生命力」そのものを指します。歳をとって「腎虚」がすすんでくると、腰や膝の病、下腹のむくみや下肢がつる、頻尿・尿量が少ないといった排尿の異常、インポテンツ(勃起不全・ED)など、下半身の異常が何らかの形で出てきます。こうした老化現象が出てくると、並行して疲れ目・白内障・老眼などの目の症状や、難聴・耳鳴り・歯の喪失・脱毛・白髪など、上半身へも悪影響が現れ始めます。

冠元顆粒(かんげんかりゅう) [第2類医薬品] 麦味参顆粒は、パワーをつけるとともに血を補い、体を潤す働きがあります。

 冠元顆粒は、血液をサラサラにする代表的な生薬「丹参」を中心に6種類の生薬を組み合わせた活血化漢方で、血液の粘度を下げて通りやすくする働きがあります。

 体を潤し心臓の働きを助ける麦味参顆粒と、血液をサラサラにする冠元顆粒の併用は、血行を促進して血液の質も改善する理想的な組み合わせです。とは言え、糖尿病の原因は複雑なので、食事療法・西洋医学的な診断治療とあわせて使うことをおすすめします。個々の詳しい漢方相談は窓口でどうぞ。

(執)薬局福寿堂 渡辺貞樹先生


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